こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
(僕の詳しいプロフィールとNYでの活動などについてはこちらからどうぞ!)
このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Contents
Ableton Live 10『エクスポート』ファイルの書き出し
今回は、「Ableton Live 10」で制作した楽曲を
第三者に渡したり、サイトにアップロードしたりする場合に必要な
1つの音声ファイルとして書き出す方である
『エクスポート』の仕方についてなるべくわかりやすく解説してみますので、
上の方に貼ってある動画もぜひ参考にしてみてください!
書き出す範囲を選択する
ここでは、例として
前回の「Ableton Live 10でサンプリングをする場合の手順」で
組み立てたループを書き出してみることにします!
まずは、書き出す範囲を選択する必要があります。
下の画像の赤い矢印で指し示している「ループバー」↓

この「ループバー」をクリックすると、
下の画像のように全てのトラックが一括して選択されますので
「ループバー」を伸縮させて最終的な範囲を決定します。

Liveメニューからオーディオをエクスポート
範囲を決めたら、画面上メニューの「ファイル」から
「オーディオ/ビデオをエクスポート」をクリック

各種設定の方法
すると、このようなウィンドウが表れますので、
書き出したいトラックを選択します。

この場合は、1つの音声ファイルとして書き出したいので
「Master」を選択します。
以下、全ての項目を理解しなくても大丈夫ですので、
大事な項目だけかい摘んでみていきましょう!
次に、「サンプルレート」
アナログ信号をデジタルで表現する場合に、アナログの電圧をチェックする1秒あたりのサンプル数。 この数値が大きいほど、アナログ信号をより正確に表現できる。
一般的に音楽業界の標準が「44100」、映像業界の標準が「48000」
とされていますので、「44100」または「48000」どちらか
を選んでおけば間違いありません。
僕はいつも「48000」の方でレコーディングスタジオに
データを持っていきますが、これまでのところ問題はありません。

次に、「ファイルタイプ」
これは正式にレコード会社などにデータを納品する際や
デジタルストアなどにアップロードする際の標準のファイルが
「WAV(ウェーブ)ファイル」と呼ばれるものなので覚えておきましょう!

次に、「ビットデプス」または「ビット深度」
これは簡潔にいうと、最大音量と最小音量の差、深さ。
この値が高ければ高いほど音の大小を表現できるというもの。
ここは「24」に設定しておいてよいでしょう。

次に、「MP3をエンコード(変換)」するかどうかのボタン。
つまり上の「ファイルタイプ」で選んだ「WAV(ウェーブ)ファイル」
の他に「MP3」のバージョンも書き出しますか?という意味です!
「MP3」は私たちが普段「iPod」などの一般的な再生装置で使われる
もっともポピュラーな音声ファイル形式ですね。
必要な場合はこのボタンを『ON』にしましょう!

ここまで設定したら上の画像の「エクスポート」
と書かれているボタンをクリック!
すると、「オーディオファイルを保存」というウィンドウが表れますので
名前をつけて、保存先を指定し、「Save」をクリック!

操作は以上です!!!
書き出したデータを確認する
すると、「asd」と書いてあるファイルも同時に作られますが
これらはあまり大事ではありませんので捨てて大丈夫です。
こちらが「WAV」ファイルの方↓「2.2MB」

こちらが「MP3」ファイル↓「310KB」

パッと耳で聴いたかんじではほとんど差がわかりませんが、
実際のデータは10倍近く変わってきますので
「MP3」の圧縮率というものはすごいですよね!
まとめ
ということで今回は、
「Ableton Live 10」で制作した楽曲をオーディオファイルとして書き出す
『エクスポート』のやり方について解説してみました!
「MP3」のエンコード機能は、手間が省けるのでとても便利ですよね!
とは言え、正式に楽曲を納品・アップロードする際には
「WAV」ファイルで書き出して、相手様に送るということを
お忘れなく!!!
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