こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
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このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Ableton Live 10「インパルス」を使ってみよう!
以前の記事
『Ableton Live 10の「ドラムラック」を使ってみよう!』で、
「ドラムラック」を使ってトラック数を節約する方法を解説してみましたが、
今回は、
その「ドラムラック」と似たような役割りをする「インパルス」について
解説してみようと思います!
「インパルス」ってなに?
この「インパルス」も「ドラムラック」と同じように
1つのトラック内に複数のサンプル音源をアサインして
トラック数を節約することのできる便利なインストゥルメントで、
「ドラムラック」同様に「Instruments」の中に入っています。

これをトラック内にドラッグすると、
このようなパネルが画面下のトラックビューに表れます↓

上部に並んでいる8つのマスにそれぞれ1つずつサンプル音源を
このようにアサインしていくことができるんですね!
「ドラムラック」との違いは?
では、「ドラムラック」と「インパルス」の違いについて
みていきましょう!
まずは画像を見比べてみましょう
こちらが「ドラムラック」↓

最大128個のたくさんの音源を個別のパッドにアサインすることができます。
そしてこちらが「インパルス」↓

最大8個までの音源を個別のパッドにアサインすることができます。
はい、明らかに大きく違う点は、アサインできるサンプルの数が
「ドラムラック」が128個に対して、「インパルス」の方は8個と少ないですね!
ただし!
こちらの「インパルス」の方は、
最大8個の音源全体を調節する設定があるんですね!
(下の画像の右側の赤い枠で囲んだ部分の3つのノブ↓)

3つのノブの機能、上から
- 「Volume」:「Impulse」全体のボリューム調節ノブ
(「Drum Rack」はデフォルトでは−12dBに設定されていますが、「Impulse」の方は0.00dBに設定されています。)
- 「Time」:「Impulse」全体の再生のスピードを調節するノブ(音声の早送りやスロー再生のような効果。)
- 「Transp」:「Impulse」全体のトランスポーズ(音階の上げ下げ)調節ノブ
こういった全体の調節をすることができるのが「Impulse」の特徴なんですね!
逆に、「Drum Rack」の方はアサインできる数が格段に多いですが、
こういった全体の調節をすることはできません。
はい、これが「Drum Rack」と「Impulse」の大きな違い
ということになります!
「インパルス」を使ってみる
では、サンプル音源もアサインしてみたことですので、
実際にインパルスを使ってみましょう♪
前回の「ドラムラック」のものとまったく同じ音源とパターンで組んでみました↓

全体のボリュームは、「ドラムラック」と同じ「−12.0dB」に合わせました。
では、これが一番右下の「Transp」(下の画像の赤ワク)を早めたもの↓

これでは全体のピッチが高いですね!(笑)
こちらが「Transp」(下の画像の赤ワク)を遅めたもの↓

今度は全体のピッチが低いです!
それから次は、違いがわかりやすいように人の声のサンプルを
2つ(赤い矢印)足してみましたので、「Time」ノブの効果を比べてみましょう♪

「Time」ノブを「-27%」にしてみたら↓

声がめちゃめちゃ早く再生されましたね!(笑)
こちらは「Time」ノブを反対にひねり「70%」にしてみたら↓

今度は声もドラムもめちゃめちゃ遅く再生されましたね!(笑)
はい、こういった全体の調節ができるわけです!!
まとめ
というわけで今回は、
「ドラムラック」との違いも混じえて解説してみました!
さらにわかりやすく、上の方に貼ってある動画も併せて観てみてくださいね♪
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