こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
(僕の詳しいプロフィールとNYでの活動などについてはこちらからどうぞ!)
このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Contents
Ableton Live 10 ベースにサチュレーターをかける
今回は、
クラブミュージック、ダンスミュージックでよく使われるベース音源
『808』に『サチュレーター』というオーディオエフェクトをかけて
ベース音に歪み(ひずみ)をもたせる
というやり方について触れてみようと思いますので、
ぜひ最後までお付き合いください!
それでは、まず
『808』と『サチュレーター』という言葉について
わからない方のためにも簡単に説明してみますね。
『808』とは
『808』というのは、ローランドのドラムマシン『TR-808』
という名機とされている機材のことで、
この『808』の音源をサンプリングしてオーディオファイル化したものが
「Ableton Live 10」にもいくつか入っていますので、
今回は、その中のひとつを使って解説していきますね!
『サチュレーター』とは
次に、『サチュレーター』というオーディオエフェクトですが、
これは先にも言いましたように
「音を歪ませる」のが目的のエフェクトです。
「サチュレート」という英語の意味は
エフェクターの一種で、音にサチュレーション感(飽和感)を加える事を
目的としたもの。 分類としては歪み系の1つになる。
ということで、
わかりやすい例だと
ロックやヘビーメタルといったジャンルのエレキギターの音は
もともとのクリーンなサウンドとは程遠い
すごく攻撃的なサウンドになっていますよね?
あれは『ディストーション』という同じく歪み系のエフェクト
をかけたサウンドのわかりやすい例、極端な例ですが
そういった歪み系のエフェクトのひとつが『サチュレーター』というわけです。
なんとなくイメージできましたか?
『808』のベース音源に『サチュレーター』をかける理由は?
ここまで読み進めてくれた方のなかには、

と、疑問に思う方も少なくないかと思います。
その理由は、
「音を歪みをもたせてせてカッコよく聴かせるため」
また
「音を歪ませて808のサウンドをパワフルにして際立たせるため」
と言えます!
では、実際に『808』のベース音源を使用した
デモトラックを作ってみましたので、
このベース音源に『サチュレーター』をかけて
その効果を確かめていきましょう♩
『808』のベース音源に『サチュレーター』をかけてみよう
ではまず、
ベースを抜いた状態のこのループを聴いてみましょう♩
はい、次に
このループに乗せるベースラインをソロで聴いてみましょう♩
かなり低い音で、ヘッドフォンや大きなスピーカーでないと
ちゃんと聴こえませんね。。
そこで!
『サチュレーター』エフェクトの出番です!
こちらが『サチュレーター』をかけたものなので、
さきほどのベースラインと聴き比べてみましょう♩
どうですか?
『サチュレーター』をかけて歪みをもたせると、
かなりパワフルになりましたよね!
では、
このベースラインをはじめに聴いたループに乗せて
『サチュレーター』をかけていない方と、かけた方を聴き比べてみましょう♩
まずは、かけていない方から↓
うーん、なんだかベースラインにパンチがないですよね。。
では、最後に!
ベースラインに『サチュレーター』をかけたものを聴いておしまいです♩
はい、かなりパワフルでカッコいいサウンドになりましたよね!
まとめ
ということで、今回は
クラブミュージック、ダンスミュージックでよく使われるベース音源
『808』に『サチュレーター』というオーディオエフェクトをかけて
ベース音に歪みをもたせて、パワフルでカッコいいサウンドに変換する
やり方について触れてみました!
詳しい使い方については上の方に貼ってある動画を参考にしてくださいね。
このように使い方は意外と簡単なので、
ベース音にパンチがないなぁ・・とか、ベース音をもっとパワフルにしたい!
という場合には、ぜひこの『サチュレーター』を使ってみてください♩
実際に僕もベースだけでなく、色々な楽器に差して使っています。
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