こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
(僕の詳しいプロフィールとNYでの活動などについてはこちらからどうぞ!)
このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Contents
Ableton Liveで曲と曲をつないでミックスしてみよう!
今回は、「Ableton Live 10」を使って曲と曲をつなぐ(ミックスする)やり方を
解説していこうと思います!
この方法は、主にミックステープや現場でDJをするときに使われるので、
そういった使い方をしたいという方はとくに、上に貼ってある動画も参考にしながら
読み進めていってください♩
曲と曲をつなぐってどういうこと?
では、もう一度、
「曲と曲をつなぐ」という意味を説明しますね。
わかりやすく言うと、DJの人たちが、
既存(自分が作ったものやそれ以外の曲、すでに存在しているもの)の曲を
次々にテンポを合わせてつないでいきますよね?
はい、その作業を「Ableton Live 10」の中で行う・行える
そういう意味です!
そもそも「Ableton Live 10」は、こういったDJ向きの作業を
やりやすいように設計されているんですね。
だから、僕のようなDJもやりながら、楽曲のプロデュースをやるという
タイプの人に「Ableton Live 10」が愛されているんです♩
僕自身も、もともとは曲と曲をつないで「ミックステープ」を作ったり、
別々の曲をいくつも重ね合わせて自分だけのアレンジをして作る
「マッシュアップ」や「リミックス」と呼ばれるものを
自分で作って、クラブでプレイしたいがために、
この「Ableton Live」をかれこれ10年ほど前に購入したんですね♩
では、以下で、実際のつなぎ方を解説してみましょう!
それぞれの曲のBPMを確認・修正
まず、初めにすることは、
つなぎたい曲をトラック内にドラッグして再生できる状態にします。

上の画像のように、つなぎたい2つの既存の曲が用意できました!
次に、それぞれのオーディオクリップをダブルクリックして、
クリップビューを開くと
「Seg. BPM」という部分(下の画像の赤丸)に曲のテンポが表示されます。

この曲はBPMが100の曲ですが、もし小数点などが入っている場合は、
それは「誤差」なので数字の部分をダブルクリックして
ジャストの数字(100.00 など)を入力してあげるか、または
その上の黄色い「Warp」というボタンをポチ、ポチ、と2回押すと、
現在設定しているテンポである「100」に自動で修正してくれます。
これで曲のBPMの確認と修正がすみました!
次にすることは、
それぞれの曲を「つなぎ始めるポイント」を探すことです!
曲をつなぐスタートポイントを探す
曲を再生して、1曲目から2曲目へ「つなぎ始めるポイント」を
確認しましょう♩
先ほどの、この状態から

このようなかんじに

自分がつなぎ始めたいポイントまで、大まかに2曲目のクリップを移動させます。
そして、パソコンの「+」ボタンを使ってズームイン!
すると、わずかにスタートポイントがズレていることがわかりますね。

ズームインした状態でさらに赤いクリップを前に移動させて揃えます。

これで、ほぼ揃いましたが、この赤い方の波形はベース音のみで小さいので、
キックドラムが入ってくる部分(赤い矢印)をズームインして微調整します。

微調整し、これで完璧にスタートポイントが合いました!

次にする作業が、音量の調整です!
曲と曲をクロスフェードさせる

はい、曲が徐々に消えて行くことを「フェードアウト」
そして
曲が徐々に入ってくることを「フェードイン」
と言います。
この「フェードアウト」と「フェードイン」を同時に行って、
2つの音楽が重なりながら切り替わる効果を【クロスフェード】と言います。
つまり、曲と曲がスムーズにつながり合うように、
それぞれの音量を調節しましょう、ということです!
この「トラックボリューム」で調節するやり方ですね。

トラックボリュームに関して、忘れてしまった方は、
以前の記事「ドラムループに簡単なベースを重ねてみよう!」を
もう一度読み返してみてくださいね♩
このトラックボリュームを変更する線上のどこかでクリックして
ボリューム機能を有効化させ
その線上をクリックし、いくつかの点「ブレイクポイント」を作ります。
この「ブレイクポイント」は線上をワンクリックすることで
いくつでも作ることができるので、
このようなかんじで5つのブレイクポイントを作り音量調整をしてみました。

どうですか?
テンポもバッチリ合って、綺麗なクロスフェードができましたね♩
おわりに
はい、というわけで今回は、
別々の曲と曲のテンポを合わせて、音量を調節し
スムーズにクロスフェードするやり方を解説してみました!
次回にまたこの続きをやっていこうと思いますので
お楽しみにしていてください。
次回は、再生するテンポを徐々に変えていくやり方
「テンポチェンジ」について解説していきます。
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