こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
(僕の詳しいプロフィールとNYでの活動などについてはこちらからどうぞ!)
このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Contents
『Simpler』Sliceモードでサンプルを簡単にスライス!
今回は、「Ableton Live 10」内蔵のインストゥルメント『Simpler』
について、以前にまとめた記事
『Ableton Live「シンプラー」Classicモードを使う』
のなかでは触れなかった、3つ目のモードである
「Slice (スライス)モード」の使い方について解説してみようと思います!
この「Sliceモード」はどんなモードなのかというと、
その名の通りサンプル音源をスライス、つまり、切り刻んでくれるモードなんです。
では、以下でさっそくその使い方をみていきましょう!
『Simpler』の「Sliceモード」とは?
まず、今回は「Ableton Live 10」にデフォルトで入っている
「Breakbeat Ghost-90bpm」というサンプル音源をスライスしてみたいと思います!
これが、トラック1に「オーディオクリップ」としてアサインされている状態です。
これとは別で、『Simpler』を使うためのMIDIトラックを作ります。
ここに『Simpler』をドラッグしてアサイン!
『Simpler』の「Sliceモード」を選択します!
そしてトラック1と同じ音源をドラッグしてアサイン!
すると、上の画像のように自動的にサンプル音源がスライスされて
パソコンにつないでいるMIDIキーボードの鍵盤上に自動的に振り分けられます!
ここまでできたらあとは、
トラック2のMIDIクリップ内で、このバラバラに振り分けられた各サンプルを
自分の好きなようにMIDI入力して組み替えてあげるだけです!!
どうですか?めちゃめちゃ簡単ですよね!
では以下に、「Sliceモード」を使う際に覚えておきたい注意点をまとめておきます。
詳しくは、上の方に貼り付けてある動画も併せて観てくださいね♪
「Sliceモード」を使う際に覚えておきたい注意点
この「Sliceモード」を使う際に覚えておきたい注意点として、
まずはこの「Sensitivity」
ここでは、マウスで数字を掴んで上下させることでサンプルをスライスする
細かさを変えることができます。
次に、『Simpler』の右上のタブから「Controls」を選んで、
赤枠で囲んだ「Fade In」と「Fade Out」ノブ
ここで各サンプルの頭とおしりのカーブを変えることができます。
次に、『Simpler』の左上の小さな三角▶︎を押すと、
下の画像のように詳細のビューが開きますので、
この青い縦線(スライスと呼びます)をそれぞれダブルクリックすることで
消したり、作ったり、また左右にズラしてポイントを微調整することができます!
次に、下の画像の「Trigger」と「Gate」
この2つの切り替えは、『Simpler』の「Classicモード」と「1-Shortモード」の
違いと同じで、キーボードを一度押すと最後まで再生されるのが「Trigger」で、
キーボードを押さえている間だけ再生されるのが「Gate」ということになります。
さいごに、この「Playback」
ここには3種類の再生モードがあって、それぞれ
- Mono:同時に1つのサンプルのみ再生
- Poly:同時に複数のサンプルを再生できる
- Thru:あるサンプルを再生させると、次のサンプルを押すまでの間、前の音が再生される
という違いがあります。
はい、そしてこれが今回サンプルのドラムループをバラバラにしたものを
組み直してみたものです↓
そしてこちらがもともとのかたちのループでした↓
まとめ
というわけで今回は、『Simpler』の「Sliceモード」
の使い方について解説して観ましたがいかがでしたか?
長めのサンプル音源をスライスする上ですごく簡単で便利ですよね!
この「Sliceモード」を使って自分なりのパターンを組み直してみてください♪
詳しい使い方については、上の方に貼り付けてある動画もぜひ参考に!!
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