こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
(僕の詳しいプロフィールとNYでの活動などについてはこちらからどうぞ!)
このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Ableton Liveで『三連符』のクオンタイズをしたい場合
今回は、
Ableton Liveで『三連符』のクオンタイズをしたい場合について
の解説をしてみたいと思います!
ステップやリアルタイムのレコーディングで入力したノートの
タイミングのズレを修正することをクオンタイズというんでしたよね!
はい、これは以前の記事
「Ableton Live10のMIDIリアルタイムレコーディング」のなかの
「録音後のMIDIクリップ内の修正」という見出しの部分で解説していますので、
上のリンクから飛んで、併せて見ていただければと思います。
で、今回は、クオンタイズのなかでも『三連符』と
呼ばれるものに関してなのですが、
『三連符』とはいったい何なのでしょうか?
通常のクラブミュージックの場合、1小節は4拍でできています。
なので4の倍数で拍がどんどん増えていくというイメージですね。
ですが、たまに
1小節とか1拍を3つに割りたい、というときがあります。
この、1小節とか1拍を均等に3つに割った音符のことを『三連符』と呼びます!
ちなみに英語では、「トリプレット」と呼ばれます。
音楽のジャンルを問わず、小節の終わりなんかにアクセントが欲しい場合や、
流れに変化を与えたい、といった場合に
この『三連符』が使われることがあるんですね!
では以下でさっそくそのやり方をみていきましょう〜!
上の方に貼ってある動画も併せて参考にしてくださいね。
『三連符』のクオンタイズのかけ方
まずは、MIDIトラックを2つつくって
それぞれに「Simpler」をアサインし、
「808」音源のキックとクラップをアサインしてみました↓

2小節のMIDIクリップ内にキックを4発ステップレコーディングで入力↑
(最後の4発目は必要ないので、以下では消しています。)
次に、トラック2のクラップの方をリアルタイムでレコーディング↓

はい、このクラップの最後の6発、この部分では
1拍を3つで割ったかたちですよね、これが『三連符』です!
ただし、クラップの方はリアルタイムでレコーディングしたため、
かな〜りタイミングがズレていることが分かりますね。
そこで、すべてのクラップのMIDIクリップを修正していきます♩
まず、最初の3つはマウスでズラして直してしまいます。

そして次に、後ろの6発のノートを『三連符』でクオンタイズ !
こちらも、かな〜りタイミングがズレていることが分かります。

では、この6つをすべて選択した状態で、右クリック(両指クリック)!

すると、こんなウィンドウが表れるので↓

大
「Quantize Settings」をクリック!
ショートカットは『シフト』+『コマンド』+『U』です!
すると、さらに小さなウィンドウが表われるので、
「Quantize To:」の右側の▼を押して「1/8T」を選択します↓

この「T」は、「トリプレット」の頭文字のTになりますので、
「T」が付くものが『三連符』ということになります!!
「1/8T」を選択した状態で、その下の「OK」をクリック↓

すると、このように綺麗に修正されました!
上の動画のなかでも解説しているのですが、
MIDIノートがあまりにもズレているとうまくクオンタイズができない
ということがありますので、その場合は
「だいたいこの辺りかなぁ〜」という位置にマウスで一度ズラして
再びクオンタイズをかけてあげるとうまくいきます♩
まとめ
というわけで今回は、
Ableton Liveで『三連符』のクオンタイズをしたい場合
こについての解説をしてみました!
この『三連符』は、ドラムだけでなく色々な楽器パートに活用できますので、
小節の区切りなど、要所要所で取り入れて
楽曲にアクセントをつけてみてください♩
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修正版.png)
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