こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
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Contents
ミキサーとターンテーブル(CDJ)の繋ぎ方
今回は、タイトルにも記してありますように、
【初心者DJ向け】の記事となります!
「DJをやりたい!」とか「DJになりたい!」
と思い立って、初めにぶつかる壁が・・・そう、『配線』ですよね。。
はい、わかります。(笑)
大丈夫です、ここから先ではターンテーブル(又はCDJ)を
使用する場合の配置と配線について
出来るだけ分かりやすく解説していきます!
まずは、機材を置く台を用意しよう!
はい、それでは!
まずは、全ての機材を並べるのに充分な幅の台を用意しましょう。
通常のターンテーブルは、幅45cm × 奥行き36cmくらいで、
ミキサーは機種にもよりますが、通常は23cm程度ですから
3つ合わせて120cmくらいです。
が、さらにスピーカーを置くことを考えるとさらに50cm必要ですから
できれば170cmくらいの幅と、
50cm以上の奥行きがある台が良いかと思います。
※また、高さに関してはご自身の身長にもよりますので、
ちょうどいい物を見つけて下さいね。
ミキサーを中心にして、両脇にターンテーブル又はCDJを置いてみよう!
充分な幅と奥行きと高さのある台が用意できたら、次に
その台の真ん中にミキサーをドーンッと置いて、
ミキサーの両脇にターンテーブル(又はCDJ)をそれぞれ置きます。
※下の参考写真は、ミキサーとコントローラーが一体になっているタイプで、
『Pioneer XDJ-RX』という機種です。
すでにスピーカーも用意出来ているという方は、
ターンテーブル(又はCDJ)の両脇にバランス良く置きましょう。
はい、この時点でもう半分は終わったようなもんです。(笑)
何しろ、台を用意して機材を置く、ということが一番の重労働ですからね〜!
それぞれの機材を接続してみよう!
さぁ、それでは!
それぞれの機材を接続するやり方をみていきましょう!
基本的には、ミキサーを中心に考えていきましょうね。
何故ならば、全ての機材はミキサーを通して音が伝達されるからです。
DJ機器に置けるミキサーの役割りは、
人間の身体で例えると『心臓』のようなもので
全ての機材の中心となるものなのです。
では、それぞれの機材の背面の接続部分を見てみましょう。
『ターンテーブル』を使う場合と『CDJ』を使う場合では
接続の仕方が違ってくるので、
それぞれ別々に解説していきますので
ご自身が使用する機材の種類に合わせて読み進めていって下さいね。
ターンテーブルを使う場合
まずは、『ターンテーブル』を使う方の場合ですが、
ターンテーブルは、ご存知の通り『アナログ機器』に属しますので
ターンテーブル側から出ている『RCA』という赤白のピンを
ミキサーのインプットの『ANALOG』又は『PHONO』と
記されている方へ接続します。
この機種の場合は、差し込み口が1系統で
下の写真のように『LINE』と『PHONO』を切り替えるスイッチが付いていますので、
ターンテーブルを使う場合は、『PHONO』の方へ切り替えましょう。
2チャンネルのミキサーを使用しているのであれば、
右側のチャンネルに右側のターンテーブルを
左側のチャンネルに左側のターンテーブルを
それぞれ接続する形になります。
その際、
『赤』=『右チャンネル』
『白』=『左チャンネル』
ということをしっかりと覚えておいて下さいね!
差し込み口が縦に配置されている場合は、必ず『赤が下』で『白が上』になります。
さらに、ターンテーブル(アナログ機器)を使用する場合に限っては、
『アース線』というものも接続する必要があります。
下の写真のようなU字型をしている細〜い線で、
ターンテーブルには必ず付いています。
この『アース線』というものの役割は、簡単に説明すると
・電気を地面に逃して感電を防止する
・静電気やノイズを発生させないようにしてくれる
といったことになります。
できるだけ良い音質で再生させるためにも、ターンテーブルを使用する場合は
この『アース線』は左右共に忘れずに接続しましょう!
CDJを使う場合
次に、『CDJ』を使う方の場合です。
CDJは、アナログではなく、『デジタル機器』に属しますので
ターンテーブル側から出ている『RCA』という赤白のピンを
ミキサーのインプットの『DIGITAL』又は『LINE』と記されている方へ接続します。
下の写真のように、差し込み口が1系統で切り替えるスイッチが付いている場合は、
『LINE』の方へ切り替えましょう。
2チャンネルのミキサーを使用しているのであれば、
右側のチャンネルに右側のCDJを
左側のチャンネルに左側のCDJを
それぞれ接続する形になります。
その際、
『赤』=『右チャンネル』
『白』=『左チャンネル』
ということをしっかりと覚えておいて下さいね!
差し込み口が縦に配置されている場合は、必ず『赤が下』で『白が上』になります。
ミキサーからスピーカーへの接続
ミキサーとターンテーブル(又はCDJ)の接続が出来て
さらにスピーカーも用意出来ているという方は、
ミキサーとスピーカーの繋ぎ方を見ていきましょう。
ミキサーからの出力端子
まず、
ミキサーからの出力(アウトプット)端子は大きく3種類ありますが、
DTMやDJといった用途に使われる『モニタースピーカー』に
出力する端子は基本的に
・XLR(下の写真左側の3つのピンがある大きな端子)
・PHONE(下の写真右側のジャック)
の2種類です。
と、疑問に思われる方もいるかと思いますが、
これはどちらでもいいでしょう。
正確には、上の写真を見ていただくとわかるのですが
マスター出力はXLRの方を使うのが一般的で、
ブース出力はPHONEというかたちになっていますが、
自宅スタジオなどの1ペアのスピーカーしか使わないような
シンプルなシステムであれば、
そこまで気にする必要はありません。
ただし、
『Master Out(マスターアウト)』と『Booth(ブースアウト)』では
ミキサー側で音量を調節するツマミが違ってくるので、
その点だけ注意して下さいね!
スピーカーへの入力端子
そして、
スピーカーへの入力(インプット)端子の方も
XLRとPHONEの2種類があって、
こちらも自宅スタジオなどのシンプルなシステムの場合は
どちらでもいいでしょう。
ただし、XLR端子を接続する場合のケーブル選びの注意点として、
「オス」と「メス」があって
・ピンが出ている方がオス
・窪んでいる方がメス
になりますので、その点だけ注意してケーブルを選んで下さいね!
それぞれのケーブルを接続すると下の写真のようになります。
まとめ
はい、ということで
今回は、【初心者DJ向け】の初記事として
機材の『接続』の仕方について解説してみました!
使用するミキサーの種類や、
ターンテーブルを使うのか、それともCDJを使うのかによって
若干の接続の仕方の違いはありますが、
上記で解説したやり方を覚えておけば
これからのDJライフにきっと役に立つことと思います!
次回は、現在のDJ用ソフトウェアで最もポピュラーな
『Serato DJ(セラートディージェー)』
又は、旧バージョンである
『Serato Scratch Live(セラートスクラッチライブ)』
を使う場合の
専用のインターフェースを接続するやり方を解説してみようと思います!
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