こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
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Contents
ターンテーブルの基本的なセッティング方法についての解説
今回も、【初心者DJ向け】の記事です!
以前の記事では、
機材の接続や配線について、いくつか書いてみました↓
【初心者DJ向け】ミキサーとターンテーブル(CDJ)の接続方法
【初心者DJ向け】Serato インターフェースの接続方法を解説
【初心者DJ向け】Serato SL2インターフェースの接続方法
ということで、今回は『ターンテーブル』にフォーカスして、
その「基本的なセッティング方法」について
触れてみようと思います!
この記事を書いている時点で、2019年の9月なのですが、
現在は『DJ』をすると言ってもたくさんの
(機材的な)選択肢がありますし、
「CDJ」や各種「コントローラー」などのデジタル機器が
主流になってきていて
アナログの「ターンテーブル」の需要は以前と比べると
だいぶ減ってきているとは思うのですが、
とは言えですね、『DJ』をやる上での基本の機材ということで
まだまだ根強い人気があることも事実ですし、
その基本的なセッティング方法を以下でみていきましょう!
細かいことは目次の上に貼ってある動画の方もぜひ参考にしてくださいね。
ターンテーブルの置き方は2種類
まずは、置き方に関してですが
ターンテーブルは長方形のかたちをしていますので、
大きく分けて
- 縦置き
- 横置き
の2種類があります。
縦置きは、縦に
横置きは、横に
これは、どちらでも自分が好きな(使いやすい)方向で良いでしょう。
機材を置く台やテーブルにフィットするように置きましょう。
1つだけ注意したいのが、
ターンテーブルを2台使う場合は
縦置きにするなら2台とも縦置きに
横置きにするなら2台とも横置きに
というかんじで方向を揃えるようにしましょう。
ターンテーブルが水平かどうかを確かめる
はい、設置が出来たら、次は
ターンテーブルが水平かどうかを見ていきます。
これには「水平計」を使うと良いでしょう。
もし、
という方は、
スマホのアプリ検索で「水平計アプリ」で探してみると
無料のものがいくつも出て来るはずです!
全ての気泡が真ん中に来るように
4つの脚のネジを回して水平になるように調整していきます。
針圧を調整する
ターンテーブルを水平の状態に置くことが出来たら
次は、『針圧(しんあつ)』の調整をします。
はい、『針圧』とはレコード盤に対しての針の「圧力」
つまり、「重さ」の調整ということです。
『針圧』についての細かな設定については、
文章だとなかなか伝わりづらいかも知れないので
目次の上に貼ってある動画が分かりやすいと思いますので、
是非そちらを参考にしてくださいね。(^ ^)/
トーンアームの高さを調整する
『針圧』の調整が出来たら、次は
トーンアームの「高さ」を調整します。
どういう事かと言いますと、
レコードに針を乗せたときに、
トーンアームがターンテーブルに対して平行になるように
その土台の「高さ」を調整する、という事です。
まずは、アームの土台に付いているロックを解除して
土台の黒くて丸い枠の部分をクルクルと回して
トーンアームがターンテーブルに対して平行になる高さへと
調整をしてあげます。
アンチスケーティング機能を調整する
ここまで出来たらあと一歩です!
最後に、『アンチスケーティング機能』を調整していきます。
はい、この『アンチスケーティング機能』とは、
通常ターンテーブルでレコードを再生すると
針を付けたアームには「内側」へ行こうとする力が働きます。
つまり、レコードの中心の方へ向かおうとする力ですね。
「内側」への力が働くとレコードの内側の溝だけがすり減ったり
再生する際の音量のバランスなどがだんだんと悪くなってきたりします。
この力を「アンチ」する、つまり「反発」させて
針が「内側」へスケートしていかないように 力のバランスをとる
ための機能が『アンチスケーティング機能』です。
これは、リスニング用途や普通にレコードを再生する場合には、
『針圧』を調整するときに設定した数値と合わせるのが
適切とされています。
ですが!!!
これから、あなたはターンテーブルを『DJ』用途に使おうとしていますよね?
その場合は、レコードをバックスピンさせたり
スクラッチをしたりという時に、
針飛びをできるだけおこしたくないですよね?
はい、そのためには
この『アンチスケーティング機能』の数値を『0』に近づけると
針飛びしにくくなる、とされています。
なので、『0』からスタートして
針飛びがしない程度のポイントを微調整してあげるが良いでしょう。
まとめ
はい、ということで今回は
【初心者DJ向け】の4記事目として
DJの基本中の基本である機材「ターンテーブル」の
基本的なセッティング方法にいて解説してみました!
もし、あなたがCDJやデジタルコントーローラーを使っている
という場合も、これからDJ人生の中で
この「ターンテーブル」のセッティング方法が役に立つときが
あるかもしれませんので、
覚えておいて損はないでしょう!
もちろん使用するターンテーブルの機種や、
取り付ける針やカートリッジの種類によって
若干の設定の仕方の違いはありますが、
上記で解説した基本的なセッティングを抑えておけばバッチリです!!!
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