こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
(僕の詳しいプロフィールとNYでの活動などについてはこちらからどうぞ!)
このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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Contents
退屈なベースラインをスパイスアップするコツ
「DTMで曲作りしたい!」という想いをもって
僕のこのサイト『Make Inspiring Beats』に
何度か訪れてくれているあなたなら
これまでに『ドラムの組み方』から
『スケール』や『ダイアトニックコード』というコードの基礎についても知り、
そして前回の記事で、コードの上に『メロディー』を乗せるコツも得て
だんだんと曲作りの基盤となる部分は
理解できてきたのではないでしょうか!
ということで、今回は!
以前に解説した『ベースライン』についての記事と動画
「簡単なコード進行に沿って『ベースライン』を付け足してみよう!」
の内容から、少し飛躍して
「退屈なベースラインをスパイスアップするコツ」
についてのお話をしてみようと思います!
スパイスアップする4つのコツ
以前の記事では、
王道のスリーコードのパターンに無難にベースラインを入れる
初歩的なやり方を解説してみましたが、

というような悩みを持ち始めてきている方は
ぜひこの続きをみていってくださいね!
以下では、
退屈なベースラインから抜け出すためコツ
- 音階に動きをつけてみる
- シンコペーションをつける
- コードのルート音ではなく真ん中の音も使ってみる
- オクターブ上や下の音も使ってみる
この4つを一つずつお話ししていこうと思います!
退屈なベースラインを抜け出すには
はい、では
料理に調味料をかけるように
比較的かんたんにできる、ベースラインに加えるひと工夫
というかんじで一つずつみていきましょう♩
音階に動きをつけてみる
平坦な、単調なベースラインがカッコいい
というような曲もたくさんありますが、
曲によってはそれ(単調なベース)がイマイチなときもあります。
そんなときに、最初にできることは
「音階に縦の動きを加えてみる」
ということです。
例えば、下の画像のように
長いノートが1音「ブーーーーーーーーン」と鳴らしている部分を

↓このようにノートをいくつかに分割したり、短くして

分割した後ろのノートの音の高さを(↑赤い矢印の部分のように)
スケール内の音階のなかで上下させてあげる、ということです♩
はい!
ここで、
以前の記事で解説した『スケール』というものについての知識が
活きてくるんですね!

という方は、
あとでこちらの記事に飛んで『スケール』についておさらいしておきましょう。
音階を上げるといっても、やみくもに動かしていったら
不協和音になってしまうかもしれませんし、
逆に『スケール』というルールをわかっていたら
「あの7つから音階を選んでいこう」
ってなりますよね。
シンコペーションをつける
では、2つ目!
『シンコペーション』をつけるということなのですが、
『シンコペーション』とは
リズムを食い気味に、つまり、タイミングを前のめりにさせて
拍からわざと前に出して、リズムに変化を与えること。
例えばこの赤マルで囲んだMIDIノートを↓

わざと前のめりにタイミングをズラす↓

なので、
このやり方は、さきほどの「音階に縦の動きを加えてみる」とは逆の
「ノートに横の動きを加えてみる」という発想ですね♩
これはマウスでMIDIノートを伸ばしたり縮めたり、
移動させてあげるだけで簡単にできますよね。
DTM最高!!
コードのルート音ではなく真ん中の音も使ってみる
ベースラインの音階は
コードのルート音をもとに選んでいく場合が多いと思いますが、
部分的に「コードの真ん中の音を使ってみる」
というのも有効な手段です♩
例えば、
下の画像の赤マル部分
↓「Bm」「C#m」のそれぞれのルート音で鳴らしている部分を、

↓それぞれのコードの構成音の真ん中の音に替えてみる

こうすることで、
違和感なくちょっとしたスパイスを加えることができます♩
オクターブ上や下の音も使ってみる
そして最後は、
「オクターブの移動」
これもとても有効な手段でジャンル問わず幅広く使われています。
最近のトラップ・ヒップホップなんかでは
かなり聴くことのできる手法です♩
例えば、このように↓

「A」の音からオクターブ下の「A」に下がって
また同じ高さに戻る、というような
音階は同じ「A」のまま、オクターブを移動して変化を与えるというかんじです♩
まとめ
ということで、今回は
退屈なベースラインから抜け出すコツを
4つほど紹介してみました!
このいずれかのやり方を使って
退屈なベースラインにスパイスを足してみてはいかがでしょうか?
上の方に貼ってある動画もぜひ参考にしてくださいね!
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