こんにちは、NY在住でDJと楽曲Produceを生業としている “DJ Kaz Sakuma” です。
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このサイトでは、日米のレコードレーベルからの
楽曲リリースを数多くこなしているプロデューサーである
僕自身の経験と知識をもとに、
現代のクラブミュージックのトラック制作についての手解きをしていきます!
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【AbletonLive 10.1】新デバイス『チャンネルEQ』
ここしばらく、「Ableton Live」の新バージョン
『10.1』に関しての新機能について触れてきましたが、
今回は、その締めくくりとして
「Ableton Live」の新デバイス(エフェクト)『チャンネルEQ』について
みてみようと思います!
この記事をみてくれている熱心なAbletonユーザーの方々なら
ご存知のとおり
「Ableton Live」にはいくつかの『EQ』エフェクトが内蔵されています。
僕も過去にこの『EQ』に関する記事をいくつか書いてきました↓
「DTMでの楽曲制作における『EQ(イコライザー)』とは何なのか?」
「Ableton Live『EQ』を使って要らない周波数帯のカット」
「Ableton Live 10キックドラムの胴鳴りをカットする!」
「Ableton Live 10キックドラムにEQをかけてみよう!」
「Ableton Live 10スネアドラムにEQをかけてみよう!」
これらの記事や動画は、主に『EQ Eight』という種類の
EQエフェクトを使ってきましたが、
今回は、新デバイスである『チャンネルEQ』について
みていきましょう!
Channel EQをアサインしてみる
この『Channel EQ』は、
どちらかというと『EQ Three』という種類のEQに似ていて
同じように3バンド(低音・中音・高音)のEQです。
↓こちらが『EQ Three』

↓そしてこちらが『Channel EQ』

同じ3バンドですが、パラメーターが断然見やすいですよね!
Channel EQの各パラメーター
では、
『Channel EQ』の各パラメーターの機能をみていきましょう。
Low
まず、はじめにローエンドから
↓この「HP 80 Hz」という部分を押すと黄色になります。

↑この機能を「一次ハイパスフィルター」といい
周波数80Hz(ヘルツ)以下をボタン一つでカットすることが出来ます。
↓そして、その下がローエンドのブーストおよびカットをするノブ

↑上に「15 dB」まで
↓下に「-15 dB」まで、ブーストおよびカットが可能

Mid
次に中域、ミッドレンジのノブで、
↓ブーストは「12 dB」まで

↓カットは「-12 dB」まで設定可能

さらに、この中域に関しては、下の赤ワクで囲んだ数値を
ドラッグして変えることによって、周波数帯も変更は可能です。
↓上は「7.50 hHz」まで

↓下は「120 Hz」までの広い範囲を選択可能です

High
最後に高域です。
高域は、低域と同様に
↓上は「15 dB」までブースト可能

↓下は「-15 dB」までカットが可能

そして、その右横の「Output」ノブで出力レベルを調整できるといった
非常にシンプルで効きの良い便利な『EQ』エフェクトです↓

まとめ
ということで今回は、「Ableton Live」の新バージョン『10.1』
で変更・追加された機能に触れてみるシリーズの締めくくりとして
新デバイス(オーディオエフェクト)『チャンネルEQ』の
機能および使い方に関して解説してみました!
以前から内蔵されている『EQ Three』などと比べても
かなり使いやすくなったという印象ですね。
この『チャンネルEQ』は、
DJ的な使い方だったり、ミックステープなんかを作る際の
簡易的な補正を施すツールとして
とても重宝しそうなエフェクトではないかと
ぼく個人的には思います!
とても使い勝手の良い便利なエフェクトですね。
詳しい設定や使い方に関しては
目次の上に貼ってある動画を参考にしてくださいね。
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